重賞

リバティアイランド レースタイム評価・次走考察 オークス(2023)

今回は牝馬2冠目を圧勝で制したリバティアイランドのレースタイムを評価してみるンだよ。

最終オッズは1.4倍は予想通りだったンだよ。

レースタイム評価

 

当日の馬場傾向

  

5月21日(日)の東京では芝レースが6鞍行われました。

各レースの決勝タイムと過去5年の平均のタイムは以下の表1のとおり

(※過去5年の平均=同開催時期の同距離平均タイム)

 

各レースを100m辺りのタイム差に直すと以下の表2のとおり

6レースの平均を計算した結果が表3のとおり

タイムレベル

馬場傾向を踏まえた上でのレースタイムの結果は表4のとおり

 

上り時計から見る余力

上り3ハロンの計算結果は表5のとおり

計算結果

当日の馬場傾向を考慮した上で、過去の平均より

全体時計 -0.3

上り時計 +0.3

という結果でした。

 

まとめ

今回のリバティアイランドのオークスは全体時計では過去5年平均より早い結果となりました。

過去5年に名を連ねる馬にはアーモンドアイやラヴズオンリーユーなど牝馬の域に留まらない馬たちを含んでいるため、それらの馬が含まれた上で勝ち時計が早いのには大きな価値があるでしょう。

また、上り時計こそ平均を下回る結果になっていますが、最後若干の余裕流しがあったことを考えればもう少し早い上りが使えたことが予想されます。

 

次走考察

 

過去10年のオークス馬の次走は

秋華賞 4頭

ローズS 4頭

エリザベス女王杯 1頭

毎日王冠 1頭

 

基本的には牝馬クラシック路線を進む馬が殆ど。

近年はトライアルを挟まず直接秋華賞に行くのが主流。

 

馬主(サンデーレーシング)の傾向

サンデーレーシング所属で過去10年オークス3着以内に来た馬は5頭

 

2作品

スタニングローズ 紫苑ステークス1着➡秋華賞1着

リリーノーブル 引退

チェッキーノ  長期休養

 

3作品

クロノジェネシス 秋華賞1着

ラッキーライラック 秋華賞9着

 

引退、休養意外は全ての馬が3冠目に進んでいる。

 

調教師(中内田 充正)の傾向

 

中内田調教師の預託馬で過去10年オークスに出走した馬は5頭

オールフォーラヴ、ダノンファンタジー、クラヴァシュドール、リアアメリア、アートハウス

 

いずれの馬もローズステークスから秋華賞のローテを歩んでいる。

 

まとめ

 

オークス馬、馬主、調教師の傾向から、かなり高い確率で牝馬3冠路線に進むことが予想される。

サンデーレーシングは昨年の2着馬のスタニングローズをトライアルで試している。

調教師の傾向からすれば出てくるならローズステークスが最有力。

しかしこれだけオークスを圧勝した馬。近年のオークス馬の傾向を考えれば直接秋華賞に行く可能性の方が高いだろう。

ABOUT ME
拓馬
競馬歴1X年 人から見れば30代のおじさん 本人の気持ちは30代のお兄さん